テルペンとは何？CBDとの関係性は？いったいどんなものなのか！

CBDに興味を持ってい調べていると、テルペンって言葉が出てきがちじゃ無いですか？
そんな出てきがちなテルペンとは、果たしてどういったものなのかお話ししていきます。

テルペンとは？

テルペンは、植物の精油に多く含まれる化学物質の総称です。
イソプレンと呼ばれる”炭素原子が5個の成分”を構成単位とする炭化水素です。

イソプレンが2つ以上くっついたものがテルペン、というイメージです。
イソプレンの数に応じて、テルペンの名称が変わります。

モノテルペン

イソプレンが2つ結合したテルペンです。一般的にテルペンと言われて指すのはこのテルペンです。

モノテルペンは柑橘系やバラなどのような芳香性を持っています。そのため、アロマセラピーや香水などに利用されます。

自然界にはなんと約400種類あると言われています。

例：リモネン、ピネン、ミルセン、リナロール、

セスキテルペン

イソプレンが3つ結合したものです。3000種類以上存在すると言われておりますが、香料として重要なものはおよそ20種類です。

例：ネロリドール、クローブ、サントニン、カリオフィレン

ジテルペン

イソプレンが4つ結合したものです。

例：レチノール、レチナール、フィトール、ゲラニオールなどがあります。

セスタテルペン

イソプレン5つが結合したものです。
菌や植物、昆虫などに含まれています。

例：ゲラニルファルネソール

トリテルペン

イソプレン６つが結合したものです。
キノコや高麗人参などに含まれており、体内酸化予防などの生理活性が見られるようです。

例：リモニン、スクアレン、カメリアゲニン

カンナビノイドとの関係

カンナビノイドとテルペンを同時に摂ると、アントラージュ効果が期待できると言われています。
アントラージュ効果とは、相乗効果の意味です。

そのため、単一での摂取よりも複数混合のものを摂取した方がいいケースもあるということです。

また、同じレベルのカンナビノイドを含む大麻品種、2種類を比較しても、得られる体験も全く別のもの。ということは、テルペンの効果によるものかもしれませんね。

大麻に多く含まれるテルペン

一般的に大麻に多く含まれるテルペンを一部挙げていきます。

ミルセン

ミルセンは大麻に含まれる一般的なテルペンです。
匂いは、クローブに似た土のような香りがします。

ミルセンが豊富に含まれる品種は通常、鎮静効果のあるインディカです。
寝る前などに使用する人から人気があります。

マンゴーには多くのミルセンが含まれているため、マンゴーと大麻の相性は良いと言われています。
そのため、喫煙の約45分前にマンゴーを食べると効果が強化されると言われています。

リモネン

リモネンはレモンやオレンジ、ライム、グレープフルーツなどに含まれる、柑橘系のテルペンです。

きっと気持ちを晴れやかにしてくれるでしょう。

リナロール

ラベンダー、ミント、シナモン、コリアンダーなどに含まれています。
リナロールは強力なリラックス空間を演出してくれるテルペンです。

高レベルのCBDを含有している品種によく含まれているようです。

ベータカリオフィレン

黒胡椒やシナモン、クローブ、オレガノなどのスパイスによく含まれる、スパイシーでペッパーな感じのテルペンです。

このテルペンはCB2受容体に強い親和性を持っているようです。
そのため、高いアントラージュ効果が期待できるとも言われています。

さいごに

いかがだったでしょうか？
・テルペンとはなんなのか
・テルペンの種類
・大麻によく含まれているテルペン

について簡単に触れることができたと思います。

テルペンが違うだけでも意外に感じ方が変わるんだよ、というのが伝われば幸いです。

それでは最後まで読んでくださった皆様に、自分に合った最高のテルペンに出会えますように。

NAGOMI CBD